7月2日(土)、3日(日)の2日間で、CIT勉強会が開催されました!
今回は国際ボバースインスストラクターである大槻利夫先生をお招きし、
「個別性を大切にした中枢神経障害の捉え方と治療介入~ボバース概念に基づいて~」と言うテーマでご講義いただきました。
とても優しく素敵な先生で、とても熱い臨床家である大槻先生は、講義前にご挨拶させて頂いたとき、「今日は時間通りに終わりそうもないから延長していいかな?」と提案してくださいました。こちらとしては、願ってもないお言葉です!!
今開催では大槻先生のご希望もあり、少人数での実技中心の勉強会とさせて頂きました。初日午前の講義以外は、3つのグループを作りみっちりと症例検討です。
少人数の為、大槻先生の考え方、リーズニング、ハンドリングを間近で体験することができました。
ボバースは難しいなという印象を持っていた私でさえ、理解しやすく納得のいくお話しを丁寧にしてくださり、本当に濃密で貴重な2日間を提供してくださいました。
途中、ちゃっかり私自身も大槻先生のハンドリングを体験させて頂きました^^(とても勉強になりました。大槻先生、ありがとうございました)
さて、大槻先生は臨床40数年の大大大先生です。テーマでもあるように、先生は個別性を大事にしておられ、講義途中でも参加者の先生が「こういう症例はどうすれば良いか」と言う問いに「こうやってみよう」「ここを見てみよう」とすぐに臨床展開していただきました。そのつど本来の予定から脱線してしまうのですが、その一つ一つがとても貴重な時間となり、他の参加者の先生も手を止めて釘付けになっていました。
この2日間は頭をフル回転しっぱなしで、心地よい疲労感のなか本当に幸せな時間を大槻先生から頂きました。
大槻先生2日間、本当にありがとうございました!!
タグ : CIT ハンドリング ボバース リーズニング 中枢神経障害 大槻利夫私自身としては、こういう勉強会を開けるのはCITの強みであり、誇りに思います。
次は石井慎一郎先生、CIT代表の湯田健二先生の講演会と続きます!!
石井先生の今回のテーマは、「加齢による姿勢変化と動作の特徴」です。今までCITの講演会でお話いただいた内容とは、また違う視点からの講義で、本当に面白い内容となっています。これは絶対おすすめです!!是非、ご参加を検討してみてください。スタッフ一同、今よりさらに面白く、より価値のある勉強会を創っていきたいと思っております。これからもCITをどうぞ宜しくお願い致します!!