令和3年1月17日(日)に田舎中真由美先生により「骨盤低機能障害に対する評価とコアスタビリティトレーニング」についてご講義頂きました。
田舎中先生は、腰痛、恥骨痛、仙腸関節痛、尿もれや骨盤臓器脱などの骨盤底筋群のトラブルに対するリハビリを専門とされています。また、年を重ねると生じる腰・膝・股関節痛などの、整形外科的な問題も妊娠・出産が関与していると考え、より早期に予防・改善できるように産婦人科医院においても腹部・骨盤の機能回復のための運動指導に携わっております。
今回のセミナーでは、骨盤底部の機能解剖・役割について、呼吸と骨盤底筋群・股関節と骨盤底筋群が関連していることについて学びました。
骨盤底機能障害に対する超音波・会陰腱中心触診による評価、アプローチ方法、運動療法についてご教示頂きました。
骨盤底機能障害によりQOLは著しく低下しやすく、理学療法士である私たちが介入するべき事はまだまだ沢山あることを実感しました。
今回は理学療法士以外の柔道整復師、助産師、鍼灸師、トレーナーなど他職種の先生方に参加して頂きました。質問も多くあり田舎中先生の臨床経験を含め1つ1つ具体的にお応え頂き、更に理解が深まりました。
CITでは、今後も様々なオンラインセミナーやコンテンツ開催する予定となっております。是非ご参加よろしくお願い申し上げます。
理学療法士 前川 彩乃