
北山哲也 先生
山梨リハビリテーション病院
理学療法課 課長
☑︎ IBITA / JBITA Bobath Basic Course Instructor
☑︎ IBITA Appeals & Grievance Commissioner
☑︎日本理学療法士協会
☑︎神経系専門理学療法
☑︎脳卒中認定理学療法士
今回は、「バランス」という用語を取り上げ、運動器疾患、中枢神経疾患を問わず臨床、研究、 教育現場でのバランスの捉え方、用語の定義などにも触れながら、ご講義頂きました。
午前中は、バランスとは?バランスの定義とは?理解する為に、前提として、まず用語の理解とバランスの評価法など、いわゆるバランスと言われているものがどういったものなのかを中心にお話しして頂きました。何を目的としてバランスを診ていかなければならないのかの重要性を学びました。
午後からは、午前中のバランスを学んだ上で、実際に片麻痺患者さんの場合や片脚立位でどこを視点に診ていくか。健常者でどのようなバランスを呈しているのかを互いに評価し、そして、解剖学的にアプローチしていき、実際の変化を実技の時間を多く取り入れ、体感しました。
今回、「バランス」という事で、北山哲也先生の実際の臨床の動画や現場でどのように捉え、評価、アプローチをしているのかを肌で感じる事が出来きました。
実技が多くなっていく場面では自然に
受講生達がお互いに話し合い、意見交換などが行われ会場内が活気に溢れる場面も多く見られました。
「バランス」という一つのキーワードにおいても1日では足りないくらいの情報量と明日から臨床実践に繋がる講習会となりました。御参加頂きました先生方々、誠にありがとうございました。
北山哲也先生に受講生1人ひとりに丁寧に教えて頂き、貴重な時間を共有させていただき感謝申し上げます。
中ノ瀬 剛
C.I.T japan/一般社団法人 日本臨床改新協会